Thinkpad E450の気になる話

Thinkpadを10年使い続ける男が気になる新モデルのレビューなどを書いてみる。ThinkPad E460やX1シリーズの価格情報、デザインの話、他メーカーとの比較。

ThinkPad E480、自分好みにカスタマイズできるのが最大の特長

Lenovoの14型ノート、ThinkPad E480が発売されました。

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ThinkPadのEシリーズはそこそこのスペックとそこそこの安さがウリ。

そしてカスタマイズの自由度が非常に高いので、ライトユーザー~ヘビーユーザーまで自分好みのスペックにオーダー可能なのが長所です。

 

今回のE480もその特徴を受け継いでいます。

さっそくそのスペックの詳細を見ていきましょう。


スペックとおすすめの構成

・CPU: Core i3-7130U、Core i5-7200U、Core i5-8250U、Core i7-8550U
・ディスプレイ: 14インチ HD(1366x768)、FHD(1920x1080)
・メモリ: 4GB、8GB、12GB、16GB、32GB
・グラフィックス:Intel HD 620、AMD RadeonRX550
・ストレージ:HDD500GB、1TB、2TB SSD128GB、256GB、512GB
・サイズ、重さ:329.3 x 242 x 21.9mm、1.75kg
・USB:USB Type-C x 1、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 1
・ポート:LANポート、microSDHDMI、ヘッドフォンジャック


一番安いモデルは6.2万円からとなっています。

本当に様々な構成が可能で、ざっと計算したところその組み合わせは1000通り以上。こんなに自由度が高いノートパソコンはThinkPad以外ではあり得ないです。

 

自分好みにカスタマイズできるという楽しみがある反面、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで、初心者用にここではおすすめのカスタマイズを書いてみます。

 

1.ディスプレイ

ディスプレイはFHD(1920x1080)にしておいた方がいいでしょう。
解像度の低いHD(1366x768)は明るさも不足していてあまりおすすめしません。

 

2.ストレージ

一番安いのはHDD500GBですが、もたつきが気になる人はSSDがおすすめです。SSDなら起動も速いですし、音もしません。また故障の心配もHDDより低いと言われています。

SSDの容量は256GBがおすすめ。SSD128GB+HDD500GBというようなデュアルストレージも可能です。


上記の2つは、ぼくからすると必須です。
ちょっと値段は高くなりますが、ここでケチると後で後悔しますよ。


3. CPU

CPUは第8世代のKaby Lake-Rを搭載可能ですが、予算がない人は
一番安いCore i3-7130Uでも大丈夫でしょう。

 

4.メモリ
メモリは基本4GBでも足りると思いますが、写真の編集などでたまに負荷をかける場合は8GBあると安心なのでぼくは8GB推奨派です。

 

5.グラフィックス

オプションでRadeon RX550を搭載可能です。
このGPUはけっこう性能が良いので、ゲームをしたい人におすすめです。

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最新ゲーム事情に疎いので断言はできませんが、2、3年前に出た海外の大作ゲームでも解像度を落とせば快適にプレイ可能だと思います。もしRadeon RX550を選択するなら、メモリも16GBとか積んで一気にハイスペック仕様にするのが良いでしょう。


E470との違い

 

スペック以外での違いもいくつかあります。

ThinkPad E480は、先代のE470よりも少しコンパクトになり、軽量化しました。

ベゼル(ディスプレイのフレーム)が狭くなったおかけでE470よりも横幅が約1cmほど小さくなっています。

 

重さは1.9kg⇒1.75kgに。軽くなったのは良いことですが、このクラスの重さだと毎日の持ち運びはちょっと厳しいと思います。


あとE470との違いで言うと、SDカードスロットがmicroSDカードスロットに変わったという点です。

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デジカメのSDカードを直接挿せなくなっているので注意が必要です。

USBケーブルを介してデータをやりとりするか、1000円程度のSDカードリーダーを別個に購入するとかで対応しましょう。

USBポートはUSBタイプCに対応。従来のUSBタイプAもちゃんと残っているのでUSBメモリが挿せないで困ることはありません。


価格、他社との比較

ThinkPad E480のスペックを「中の上」ぐらいにカスタマイズすると以下のようになります。

 

ThinkPad E480
・14インチ 1.75kg
Core i5-8250U、メモリ8GB、SSD256GB
・10.1万円


価格は10.1万円(税込、送料込)

正直言うと、10万を切って欲しかったですが、さすがに第8世代プロセッサーを載せてこの構成にするとそこそこします。


ちなみに同じ14インチのDELLとHPのパソコンは以下のとおり。

DELL Inspiron 14 7000

・14インチ 1.65kg
Core i5-8250U、メモリ8GB、SSD256GB
・11.5万円

HP Pavilion x360 14

・14インチ 1.68kg
Core i5-7200U、メモリ12GB、SSD256GB
・9.5万円

Pavilionの方はCPUが第7世代なのでちょっと安くなってますが、いずれにせよ10万前後はみておくべきかなという感じです。

 

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ThinkPad E480は上記以外にもいろんなカスタマイズが可能ですから、パソコン中級者以上の方でも必ず満足できるはずです。特にdGPUとしてRadeon RX550を搭載可能になった点は、グラフィック性能を求めるユーザーに大きな訴求ポイントでしょう。

 

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