ThinkPad X1 Tablet 2160x1440の高解像度だが・・・
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いよいよThinkPad X1 Tabletの発売が近づいてきました。
一足早く、Lenovo ideapad MIIX 700が発売されてます。
このideapad MIIX 700も12インチのタブレットでキーボードも付いてきます。
ただし、X1 Tabletのようなトラックポイント付きのキーボードではなくて
フォリオキーボードという名前のキーボードです。
⇒ くわしくはこちら
キーボード以外のスペックはかなり似ています。
CPUは Core m3-6Y30かCore m5-6Y54。
メモリは4GBか8GBを選べ、ストレージは128GBか256GBのSSDです。
タブレット本体は750gという軽さで、ディスプレイは2160x1440にIPS液晶。
一番安いモデルだと117,428円です。
Core m5-6Y54がPassMarkのスコアで3243
これはCore i3-6100Uの3498より下で
Core i3-5010Uの3056より上というレベル。
Core m3-6Y30はまだスコアが出ていませんが、だいたい3000前後くらいでしょう。
Core i3レベルなので、動画編集とかCPUパワーを
要する作業以外なら問題なくこなしてくれそうです。
ideapad MIIX 700はしょぼいキーボード込でこの価格。
となるとトラックポイントのキーボードがついたThinkPad X1 Tabletは、
最低13万くらいになっちゃうんでしょうかね~
できれば11~12万くらいだとうれしいのですが。
(もう2日後には発売なのでそれを待つことにします)
それとは別に気になってるのは、ディスプレイの解像度です。
ideapad MIIX 700もX1 Tabletも12インチで
2160x1440というかなり高精細なディスプレイなのです。
これはふつうはうれしいことです。
文字や写真がきれいに見えるのと同時に画面内の情報量が多くなり、
作業効率が上がるからです。
一方で忘れてならないこととして、あまりに高精細だと
画面上の文字が小さくて見づらい
という欠点があります。
スケーリング設定により文字の小ささを解消できるのですが、
そうすると高精細ディスプレイのメリットの1つである
画面内の情報量の多さが失われます。
さらに、スケーリング設定により
文字がにじんだり、ぼやけたりする
といううれしくない現象もよく報告されているのです。
特にフリーソフトなどはまだ高精細ディスプレイに
対応していないものが多いので注意です。
例えばSurface Pro4は12.3インチで2736x1824という解像度。
最近発売されたSurfaceBookは13.5インチで3000x2000です。
このようにディスプレイのインチ数に対し、
大きな画素数を持ったパソコンが最近多いのですが、
やはり使ってる人のレビューを読むと、
スケーリング設定で150%とかに拡大して使ってるみたいです。
つまり高精細のメリットが半減してしまっているんですよね。
そういう意味で、今回のX1 Tabletは
2160x1440という画素数にする必要があったのか?
疑問が残るところです。
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