ThinkPadタッチパッドの面積問題
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ThinkPad X240でトラックポイントを操作しようとすると
右手はこんな感じになります。
これ、前回紹介したX220との違いがわかりますか?
X220の場合はこう。
手の平の手首に近い部分でPC本体の下端を
しっかり押すことができています。
X240の場合は、それができていません。
もうお気づきですね。
そう。注目すべきはタッチパッドの縦の長さです。
この長さがX220に比べ、X240は長いのです。
X240は縦が長い↓
パームレストと言うらしいですね。
以下wikipediaより抜粋
-パームレストキーボードやマウスの手前にあるパットやクッションで、
キーボードを打つとき手のひらを置いておくために使用する。
これにより長期間の打鍵による生じる疲れや、腱鞘炎を予防することが出来る-
タッチパッドの縦の長さ(パームレストの長さ)が
長くなって困るという声を聞いたことがないので、
今回取り上げた問題はぼくの個人的な問題なのかもしれません。
むしろ逆に、電車の中など座ってる状態で
ひざの上に置いて使うときにこの長いパームレストが
パソコン本体の安定性に役立つという声を聞きました。
なるほどそれはあるかもしれません。
でもぼくの場合、家で使うことがほとんどですし、
繰り返しになりますがどうしても手の平の下部でパソコン筐体を
押して、手を安定させたいのです。
X220とX240では、トラックポイントの操作性がかなり違います。
X240の場合は人差し指にかかる負担が大きいのです。
そもそもタッチパッドを広げることが
コアなthinkpadファンを軽視しているような
気がしてならないのはぼくだけでしょうか?
考えてみればちょうどX240からですよ。
タッチパッドの面積が広がり、さらにはタッチパッドとクリックパッドが一体化。
ユーザーからは「パコパコバッド」と非難の嵐だったデザインチェンジを行ったのは。
パコパコパッドがあまり酷かったため、
あまり問題視されていないだけじゃないかなあと思います。
表には出ないだけで、ぼくと同じように、
タッチパッドいらないのにデカくなってるよ~
と不満を抱えている人は絶対いるはずです。
もしタッチパッドがなければ、ぼくにとってどんな幸せかw
一方で、初めてThinkPadを買う人、購入を考えている人にとって
タッチパッドがないノートパソコンなんてあり得ないですよね。それもよくわかります。
新規客に迎合しようとして、常連客の不満を買う
というのはあらゆるビジネスシーンでのあるあるですが、
ThinkPadタッチパッドの面積問題もこれにあてはまるのです。
タッチパッドをなくせ、とは言いません。
ただせめてX220くらいの面積に戻ることはできないものでしょうか。
lenovo S20やlenovo B40などトラックポイントがないノートPC
もあるわけですから、タッチパッド重視の客にはそっちを買ってもらいましょう。
トラックポイント至上主義の人用に
ThinkPadは今後タッチパッド縮小路線へ
なんてことならないかな~(笑)
X240より後のモデルで、悪評だったパコパコパッドは改善されましたが
悲しいことに、X250、E450とタッチパッドの存在感は大きいままです。
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