Thinkpad E450の気になる話

Thinkpadを10年使い続ける男が気になる新モデルのレビューなどを書いてみる。ThinkPad E460やX1シリーズの価格情報、デザインの話、他メーカーとの比較。

6列のトラックポイントキーボード、初回レビュー


【PR記事】

トラックポイントキーボードを購入した理由は

thinkpad-e450.hatenablog.com

 

届いてから1週間くらい使ってみた感想、レビューを書いてみたいと思います。

 

 

1.見た目

まずは見た目から。

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Enterキーの形状はこんな感じ。

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上のBackspaceと共に使いやすい形です。


Deleteは一番右上にあってちょっと小さいです。

X220に比べ小さいですが、そこまで気になりません。


左のShiftキー、CapsLock 、Tab、半角全角
この配置、形状もX220とほとんど同じです。

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それから左下のFnキーとCtrlキー

これ、普通のパソコンでは位置が逆なんですよね。

でもぼくはThinkPadでこの位置に慣れているので全く問題ありません。

 

PrintScreenキー。最初どこにあるか探しました。

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スペースの4つ横にあります。


重さは0.46kgで軽いです。

いつも使ってるノートパソコン(ThinkPad)のディスプレイがないもの・・

と想像していると実際に来たものは予想以上に薄くて軽く感じると思います。

 

トラックポイントキーボードは

単純にキーボード機能しか付いていないので当然です。

まあそれが場合によっては安っぽく映るかもしれません。

ベニヤ板を持ったような・・重さ的にはそんな感じがします。


横から見たところ。

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USBポートとかも当然ついていません。

 

スタンドを立てることで本体に傾斜がつきます。

これがキーを打つときにちょうどいい傾斜になるので便利ですが、
このスタンド部分は気を付けないと、

落としたりして強い衝撃が加わると折れてしまいそうです。


後ろにはUSBケーブルの挿しこみ口があります。

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そう。ぼくが今回購入したのはBluetooth搭載のワイヤレスタイプではなくて

USB接続の有線タイプなんです。

 

2.USBタイプにした理由

実はこのトラックポイントキーボードのワイヤレスタイプは、

ぼくの妻が以前使用していました。

 

ところがこのワイヤレスタイプは

ちょくちょく接続が切れるみたいなんですよ。

かなりグチを聞かされていたし、しかもワイヤレスの方が値段も高いので

今回は迷わずUSB接続のキーボードを選びました。
(ネットで調べると、ワイヤレスの接続が切れる場合の対処法もあるみたいですね)

 

ぼくの場合、そもそも99.9%は卓上のパソコン用に使うので

ワイヤレスである必要がないという理由が大きいです。

 

3.いざ接続

USBタイプのキーボードには電源とかもないので

ただUSBをつなげるだけです。とっても簡単。

 

接続すると、自動でドライバのインストールが始まります。
(ネットに接続しておかないといけません)

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これは5分くらい時間がかかります。

インストールが完了するとダウンロード。

そしてコンピュータの再起動ですべての手続きが完了です。


さっそくトラックポイントの具合をチェックしてみたところ、

意外にも最初からスムース。

最初はちょっと動きが固かったという記憶があったのですが、

昔の記憶ですからね・・

 

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X220に接続したところ。


USBケーブルの挿しこみ口は右上にありますが、パソコン本体の

右のUSBポートは開けておきたいので左側のUBSポートを使っています。

そのせいでケーブルが前を横切るような形になっています。

ぼくはあまり気になりませんが、こういうの気にする人は注意しておいてください。

 

 

4.キータッチ

このキーボードを買おうか迷ってる人にとって

一番気になるのはキータッチ、キーの打ち心地ですよね。


結論から言うと、けっこういいです

 

いやこれマジで。

 

ネット上の口コミとか読むといろいろ賛否あるんですが、

このレベルを否定するなら今やどんなノートパソコンを持ってきても

満足できないと思いますよ。

 

あくまで個人的な見解ですが、

X220 > トラックポイントキーボード > X240

という感じがします。

 

しかもX220とトラックポイントキーボードの差はかなり小さいです。

意外にも同じ6列アイソレーションタイプのX240と

このトラックポイントキーボードの差の方が大きいと感じました。


え? それじゃあわからないって?(笑)


では数字を使って説明します。

トラックポイントキーボードの

キーピッチはフルサイズの19.0 mm
キーストロークは2.0±0.2 mm

となっています。

 

ぼくも実測してみましたが、キーストローク約2.1mmでした。

 

最近はどのノートパソコンも薄型になっており、

そのせいでキーストロークが犠牲になっています。

なのでこの数字は十分合格点をあげられる数字ではないでしょうか。

 

例えば薄いThinkPadで有名なThinkPad X1 Carbonの

キーストロークは約1.8mmです。

X240もX250も約1.8mmです。

E450が約2.0mm

X230が約2.1mm

どれも6列アイソレーションタイプです。

そして7列のX220まで遡れば、キーストロークは約2.4mmです。

さすがにX220ほどのストロークの深さはないものの、

そこまで打鍵感に違いはないと感じました。


トラックポイントキーボードのキーを押し込むと軽い反発力と堅さを感じます。

これがないと、ぐにゅとした感触になり、打鍵感が気持ち悪くなるのですが、

その点もトラックポイントキーボードは良く出来ていると思います。

 

またキーを打つときの音も軽やかです。

好みもあるので一概には言えないですが、打鍵音が心地良く

文章を打つ作業が苦でなくなるのは大きいです。

この2つのポイントはThinkPad X240よりも明らかに上です。


ぼくはこのトラックポイントキーボードを買うまで

最近のThinkPadに搭載されている6列アイソレーションキーボードと

同じもの、もしくはそれより劣るものだという認識だったのですが、

それが間違った認識だったと気付きました。

 

5.口コミ・レビュー


アマゾンで買った人の口コミ、レビューを見ると

5点満点で3.9点とまずまずの高得点を獲得しています。

 

ただやはり伝統的なThinkPadのキーボードと比較して・・

という観点から厳しめの採点になる人も多いのでしょう。

まあそういう人はホントすごいこだわりがありますからね。


なんというか、採点者の属性がちょっと普通と違うので、
そこは考慮に入れておいてください。

 

キーボードへのこだわり・・・

ぼくもこのブログで結構イタイことを書いてますが

まだまだかわいいもんだと思いましたw

 

なのでここ2、3年のThinkPadのキーボードに

一応満足できている人なら、このトラックポイントキーボードは100%おすすめです。

 

他のメーカーの安いペチペチキーボードをしょうがなく使ってる人は

このトラックポイントキーボードの使いやすさにびっくりするはずです。

 

タブレットとかのキーボードとして買う人も多いみたいです。

トラックポイントは初めてだったけどこんなに便利なものだったとは!

という声を聞くとなぜかこっちまでうれしくなりますw

 

あと昔ThinkPadを使っていたけどLenovoになって

使わなくなった・・でもあのトラックポイントだけは使いたい

という理由でこのキーボードを買う人も多いみたいです。

 


ということで長くなりましたが、1週間使ってみた感想でした。

数か月使ってみて新たにわかったことがあれば、

またレビューを書く予定です。

 

アマゾンでポチるとき似たやつと間違えないように気を付けてください。
本記事で紹介したのはこれ

⇒ ThinkPad トラックポイント・キーボード - 日本語 0B47208