ThinkPad T470s、14型軽量、SDカードスロット付で選ぶならこれ。
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ThinkPad T470sが発売され、これで2017年のThinkPadは
・X1 Carbon
・X270
・T470s
と3機種が出揃ったことになります。
その中のT470sの印象ですが、正直に言うと去年T460sが出たときほどのインパクトはないです。
なぜなら基本的なデザインはT460sとほぼ同じだからです。
T460sはそれまでのTシリーズのイメージを一変させました。1.32kgの軽さと、性能の良さ、そして豊富なインターフェイス。それらはすべて今回のT470sにも受け継がれています。
言うなれば、T460sの貯金のおかげでT470sも高評価を受けているという見方もできます。
ちなみに2016年の数あるビジネスノートPCの中でベスト1(ぼくの中での)はT460sです。
◆スペック概要
・CPU:第7世代Intel Core iシリーズ(最高Core i7-6600U)
・メモリ:8GB(最大24GB)
・グラフィックス:Intel HD 620
・ストレージ:SSD 256GB(最大1TB) PCIe
・ディスプレイ:14型 FHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)
・光学ドライブ:なし
・インターフェイス:USB3.1タイプC x1、USB3.0 x3、HDMI、LANポート、SDカードスロット
・サイズ、重さ:約 331x226.8x16.9-18.8mm、1.32kg
・LTE対応:あり
T470sは14型のハイスペックノートPC。同じ14型のE470とは、軽さとSSDの性能、そして筐体の剛性などで差があります。ただし価格もE470の2倍くらいします。
先代のT460sとの違いですが、まず外部GPUを選択できなくなりました。T460sではグラフィックスをNVIDIAのGeForce 930Mを選択できましたが、今回のT470sはIntel HD 620の一択です。
しかしこれは大きな問題にならないでしょう。なぜなら、第7世代Kabylakeの内蔵GPUはそれ自体けっこう優秀だからです。外部GPUに頼らなくても、描画系の処理はそこそここなせるはずなので、軽めのゲームとかなら問題ないと思います。
もう1つの違いは、LTE対応モデルが出たという点です。これはうれしいサプライズでした。
LTEはX270やX1 Carbonでも対応可能です。この中で、一番LTEモデルと相性が良いのはX270だと思います。
T460sは、モバイル性という意味ではこの3機種の中では中途半端な立ち位置です。重さは2番目、コンパクトさは3番目なので、モバイル重視で選ぶ機種ではないのです。
そのため、LTE対応で「やった!これでどこに居てもネットにつながる」というメリットを享受するのに最適だとは言えないです。
◆X270、X1 Carbonとの比較
X270やX1 Carbonに比べ、コスパはどうか調べてみました。
X270: 135,486円
T470s: 142,204円
X1 Carbon: 150,930円
Core i5モデルなら、X270、T470s、X1 Carbonの順です。T470sは割引率が他の2つより低く、去年のT460sのときより少し高めの金額設定ですね。
(2)Core i7-6600U、フルHD、SSD256GB
X270: 161,460円
T470s: 176,299円
X1 Carbon:175,500円
Core i7にするとX1 Carbonよりも高くなってしまいました。と言っても、最高と最安の差は微差です。
逆に言うと、Core i7のハイスペックモデルにするなら、X1 Carbonがコスパ良しってことです。
全体としては、コスパ重視ならX270。
12.5型が嫌でなければ、王道のXシリーズで問題ないと思います。
X1 CarbonはSDカードスロットが付いていません(micro-SDのみ)。それを許容できるなら、少々高くても1.13kgの軽さと薄さは魅力的でしょう。
2016年の調査ではキーの打鍵感が一番良かったのがT460sでした。Tシリーズファンとしては今回もその特性が引き継がれていることを願います。
14型で、SDカードスロット、有線LANを有しているのはT470sとE470のみです。
価格は時期によって変動しますので、あくまで現時点での参考意見として考えてもらえると幸いです。
Thinkpad3機種で比較すると、T470sの存在感は若干薄れますが、それでも絶対的な性能、コスパでは上位にランクインするビジネスノートであることは間違いありません。
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