同じスペックで比べてみる。ThinkPadのモバイルノート、一番コスパがいいのは?
【PR記事】
<条件1>
Core i5-6200U FHD SSD512GB(SATA) メモリ8GB
<条件2>
Core i7-6600U FHD SSD512GB(NVMe) メモリ8GB
比較したのはモバイル性の高い1.1~1.4kgのThinkPad5機種。
X1 TabletはCPUが条件を満たさないため、比較表に入れていません。
価格は付属オプションを付いた場合の価格です。イーサネットアダプタ、ペンなどは数千円なので、あり/ナシによって大勢に影響はありません。
条件1は、これぐらいのスペックがあればパソコンにうるさい人達でも一応満足するでしょ?というラインをぼくが勝手に引いて作った条件です。パソコンに10万はかけたくないという人はミドルレンジのThinkpad E460を推奨します。
この条件ではT460s、X260のコスパの良さが目立ちます。この2つはThinkPadの伝統を受け継ぐ機種で、有線LANポートやSDカードスロットも装備している点も長所です。
条件2は、SSDをNVMeにしてCPUも最上位のCore i7-6600U。かなりハイスペックにしてみました。X260はまだNVMeのSSDに対応していませんのでこの条件での価格は空欄になっています。
この条件では意外にもYoga260が最もコスパが良いマシンに浮上しました。Yoga260は、最近NVMe SSDの価格が大きく値下げされました。それが理由です。ほぼ並ぶ形でT460sが続きます。
X1 YogaとX1 Carbonは少し割高感があります。他と比べ3万~5万は高い価格になっていますね。X1 Carbonは1.18kgという軽さで他より頭ひとつ抜けていますからまだわかります。しかしX1 Yogaは?
X1 Yogaは14型の2in1で、FHDよりも解像度の高いWQHD液晶も搭載可能です。WQHD液晶を選べるのはX1 Yoga、X1 Carbon、T460sの3つだけ。同じ2in1でもYoga260は選べません。今回ディスプレイはFHDで固定して比較したのでX1 Yogaに少し不利な面もありましたね。
しかし、そうはいってもやはりX1 Yogaでコスパを語る場合トーンダウンは避けられないでしょう。以前はYoga260のNVMe SSDが高かったんです。なので2in1でハイスペックにしたいならX1 Yogaがいいよ~と言えてました。しかし前述のようにYoga260のNVMeが値下がりしたせいで、X1 Yogaの存在感が薄れてしまったのです。
逆にYoga260はここにきて一気に注目度アップです。
12.5型なので持ち運び(取り回し)もいいし、タブレットとしての使い勝手もX1 Yogaより良いのではないでしょうか。
⇒ Yoga260のスペック一覧
T460sについてもちゃんと言及しておかないといけません。
兼ねてからT460sをおすすめしている理由が今回の比較表をみてわかっていただけたと思います。2in1じゃなくてもOKという人なら、まずはT460sを推奨します。
12.5型がいいという人は王道のX260でしょう。
レノボは14型のモバイルPCに力を注いでいますが、日本で売れるのは依然12.5型のようです。1.43kgとこの中では一番重くなってしまっているのが残念な点ですが、変にいじっていないのでずっとThinkPadを使ってる人には安心できる一台です。
-関連リンク
2016年ThinkPad7種のフットプリントを比較。真に運びやすいのはどれ?
ThinkPad X1 Tablet、「キーボードなし」の選択肢が増えた
ThinkPadのSSD、SATAかNVMe、どっちにする?