Thinkpad E450の気になる話

Thinkpadを10年使い続ける男が気になる新モデルのレビューなどを書いてみる。ThinkPad E460やX1シリーズの価格情報、デザインの話、他メーカーとの比較。

バリューパッケージでCore i7を選ぶときは注意!


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ThinkPad E450にはエントリーパッケージ、

バリューパッケージ、ハイパフォーマンスパッケージなど

いくつかの初期構成パッケージがあります。

 

簡単に言うと、CPUの性能ごとにいくつかのモデルが用意されていて

まずはCPUを選んでね、そしたらそれに合わせて

メモリやHDDなどをカスタマイズできますよ」という流れで

お好みのカスタマイズをおこない注文するわけです。

 

バリューパッケージと

ハイパフォーマンスパッケージの価格差は21,600円です

(割引eクーポンを使うと価格差が変わってきます)


バリューパッケージのCPUはCore i5-5200Uなのですが、

これをCore i7にアップグレードすることも可能です。

 

ハイパフォーマンスパッケージのCPUはCore i7


そうするとバリューのCPUをi7にアップグレードするのと、

ハイパフォーマンスの初期構成(i7のまま)ではどう違うのか気になるところです。

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Core i5⇒i7にすると自動でAMD Radeon R7を選択させられる

 

バリューの方でCore i5をi7にアップグレードすると、

自動でグラフィックスもアップグレードされます。

i7にはグラフィックスはAMD Radeon R7という決まりなのでしょうか。

i7のままインテル HD グラフィックス 5500を選択することはできません。

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i7にするのに+7,560円
AMD Radeon R7にするのに+8,640円

+16,200円 です。


バリューパッケージのスペックが

ハイパフォーマンスパッケージに近づきました。

 

あと残るはメモリです。

バリューの方はメモリ4GB、ハイパフォーマンスは8GBです。

もしバリューの方で4GBを8GBにアップグレードすれば

完全にハイパフォーマンスとスペックが一致します。

このメモリ増設にかかる金額が

+6,480円

これにさっきの16,200円を合計すると

+22,680円

と出ました。

 

これがバリューパッケージをアップグレードして

ハイパフォーマンスパッケージと全く同じスペックにしたときにかかる金額です。


最初に挙げた価格差21,600円を覚えていますか?

これはバリューパッケージと

ハイパフォーマンスパッケージの初期構成での価格差でした。

この価格差の方が、いま計算して出した22,680円より安いですね。

 

つまり、バリューをわざわざアップグレードして

ハイパフォーマンスと同じスペックにするのは損ってことです。


長々と書いてきて、結論はそれか~い!って怒られそうですが、

もしかして裏ワザ的に安くなるかもって一瞬思ったんですよ^^;

で、検証してみたら

同じスペックなら普通にハイパフォーマンスを買った方が安い

という結果になったというおもしろくないオチです。


まあでも、ここで覚えてもらいたいのは

1つはcore i7にするとグラフィックスは自動的に

AMD Radeon R7になってしまうということ。

 

そしてもう1つは、core i7でメモリ4GBにしたい場合は

バリューパッケージをアップグレードすることで可能ということ。

この2点です。

 

⇒ 詳しくはレノボ公式ページにてご確認を